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Webサービスが使われるかはUI/UXで決まる!初心者向けUX設計法

 どれだけ良いサービスを作っても、「使い方がわかりにくい」「何をすればいいかわからない」といった理由でユーザーに離脱されてしまうケースは少なくありません。

UI/UX設計とは、単に見た目を整えることではなく、ユーザーが迷わず行動できるように体験を設計することです。「ユーザーの行動をどうデザインするか」という考え方を押さえれば、誰でも始められます。本記事では、UI/UXに詳しくない方でも実践できる初心者向けUX設計の基本と進め方を解説します。

👉 この記事で学べるポイント:

  • UIとUXの違いと役割

  • 初心者でも実践できるUX設計ステップ

  • UI/UX改善を進めるための判断ポイント


INDEX

なぜサービスやサイトは「使われない」のか


使われないサービスやサイトの多くは、機能不足ではなく「体験設計」の問題を抱えています。「どう見せるか」「どう案内するか」といった体験設計にこだわることが、ユーザーにとって使いやすいUIにつながります。この章では、ありがちな「使われない原因」について解説します。


価値が伝わらない

どんなサービスなのか、誰にとってどんなメリットがあるのかが一目で伝わらないと、そもそも使ってもらえません。


操作に迷う

ボタンの位置や文言が分かりにくい、次に何をすればよいかが見えない、といった要因で途中離脱が増えます。


次の行動がわからない

ページを読んだあとに「で、どうすればいいの?」という状態になると、ユーザーの行動は生まれません。


使用までの精神的ハードルが高い

「会員登録のステップが長い」「入力項目が多い」など、使い始めるまでのハードルが高いと、そもそも利用してもらえなくなります。



UIとUXの違いを正しく理解する

UIとUXはセットで語られることが多いですが、それぞれ役割が異なります。

UI(User Interface)
画面レイアウト、ボタン、テキスト、色、アイコンなど、「ユーザーが直接目にする部分」のデザインを指します。

UX(User Experience)
サービスを知る前から、使っている間、使った後までを含めた一連の体験全体を設計する考え方です。


このように、UIはUXを構成する一要素にすぎません。「見た目がきれい=良いUX」というわけではない点を理解しておくことが重要です。



UX設計がサービス成果に直結する理由


UX設計は「使いやすさ」を高めるだけでなく、ビジネス成果にも直結します。過去記事​「CVRが改善したUI/UX事例から学ぶ、売れるデザインの考え方」とあわせて理解すると、UXと成果のつながりがよりイメージしやすくなります。


迷わない → 行動が増える

迷いが減るほど、ユーザーはスムーズに購入・登録・問い合わせなどの行動に進みます。​


行動が増える → 成果(CV・継続率)が上がる

適切な導線設計は、CVRや継続率の向上につながり、LTVにも影響します。



改善ポイントが数値で見える

UX視点で設計しておくことで、「どのステップで離脱しているのか」が数値で把握しやすくなり、改善ポイントを特定しやすくなります。



初心者向けUX設計の基本ステップ

UX設計では、「小さく作り、学びながら改善する」という考え方が重要です。この章では、初心者でも実務に取り入れやすいよう、UX設計を4つのステップに分けて解説します。



ステップ1:ユーザーの行動を想定する


誰が、何をしたくて来るのか

ペルソナを細かく作らなくても構いません。まずは「どんな立場の人が、何を目的にアクセスするのか」を文章で整理してみましょう。


ゴールはどこか

最終的にしてほしい行動(購入・登録・問い合わせなど)と、その前に必要な中間ステップを明確にします。



ステップ2:迷うポイントを洗い出す


離脱しやすいページを特定する

アナリティクスなどで離脱率の高いページやステップを確認し、「どこでユーザーが諦めているのか」を把握します。


操作に時間がかかる箇所

入力項目が多いフォーム、読み込みが遅い画面など、操作負荷が高い箇所をリストアップします。



ステップ3:行動を一つに絞る


CTAを明確にする

「このページでユーザーにしてほしい行動」をひとつに絞り、そのボタンやリンクを最も目立つ位置に配置します。


情報を詰め込みすぎない

重要な情報とそうでない情報を分け、優先度の高いものから順に見せる設計にします。​



ステップ4:改善・検証を繰り返す


仮説 → 実装 → 検証

「この変更で◯◯が改善するはず」という仮説を持ってUIを変更し、数値で結果を確認します。


いきなり完璧を目指さない

一度で完成させようとせず、小さく試して改善する前提で進めることが重要です。



UX設計でよくある失敗


UX設計を意識していても、次のような落とし穴に注意が必要です。
これらは「スタートアップのWeb開発で失敗しないための回避策5選」で挙げた進め方の問題とも重なる部分です。


見た目だけを変えて満足してしまう

配色や装飾を変えただけでは、ユーザーの行動は変わりません。行動が変わらなければ成果にもつながりません。


ユーザー像が曖昧

「誰でも使えるように」と考えると、結果として誰にも刺さらない設計になりがちです。


数値を見ずに判断する

「良さそう」「好き/嫌い」といった感覚だけで変更を決めると、改善なのか改悪なのかが判断できません。


一度作って終わりにしてしまう

リリース後にユーザーの反応や数値を検証しなければ、改善サイクルが回りません。学びが得られないまま次の改善にもつながらなくなります。


UX設計チェックリスト(10項目)

【 ✅ UX設計チェックリスト 】​
① ユーザーの目的を明確にしているか
② ゴールまでの導線がシンプルか
③ ファーストビューで価値が伝わるか
④ CTAが明確か
⑤ 情報を詰め込みすぎていないか
⑥ 数値を見て改善できる状態か
⑦ 改善を前提に設計しているか
⑧ ユーザーの迷いどころを把握しているか
⑨ チーム全員が同じゴールを共有しているか
⑩ 小さく試せる改善案を持っているか


UX設計を成功させるためには、事前に上記の10項目を整理しておくとスムーズです。


※こちらのチェックリストはコピーして内容を調整することで、案件ごとの最終確認に活用できます。ぜひご活用ください。

① ユーザーの目的を明確にしているか?


「誰が・何をしに来るのか」をひと言で言える状態か確認します。

 

 

② ゴールまでの導線がシンプルか?


ゴールまでのステップが過剰に多くないか、不要な寄り道が入っていないかを見直します。​

 

③ ファーストビューで価値が伝わるか?


最初に表示される範囲だけで、「自分に関係あるサイトだ」と感じてもらえるかをチェックします。​

 

 

④ CTAが明確か?


ユーザーに「何をしてほしいか」がボタンやリンクで明確に示されているかを確認します。

 

 

⑤ 情報を詰め込みすぎていないか?


重要な情報が埋もれていないか、優先度に応じて情報を整理できているかを見直します。​

 

 

⑥ 数値を見て改善できる状態か?


CVR・離脱率・クリック率など、行動を測る指標が計測されているかを確認します。​

 

 

⑦ 改善を前提に設計しているか?


一度で完成させるのではなく、「まず試してから改善する」前提で画面やフローを考えているかがポイントです。​

 

 

⑧ ユーザーの迷いどころを把握しているか?


ヒートマップや問い合わせ内容などから、ユーザーが迷いやすいポイントを把握したうえで設計しているかを確認します。​

 

 

⑨ チーム全員が同じゴールを共有しているか?


デザイナー・ディレクター・マーケターなど、関係者全員が「何を成功とするか」を共通認識として持てているかをチェックします。​

 

 

⑩ 小さく試せる改善案を持っているか?


大きなリニューアルだけでなく、「ここをこう変えて試す」という小さな改善案を用意しているかが重要です。


まとめ|UX設計は初心者でもできる


👉UXは「使いやすさ」ではなく「行動しやすさ」
👉見た目よりも体験設計が重要
👉小さな改善でも十分効果が出る
👉UX設計は誰でも始められる


よくある質問

UI/UXはデザイナーに任せるべきですか?
ビジュアルデザインは専門家に任せつつも、「誰にどう行動してほしいか」というUXの考え方は、事業側やマーケターを含めたチーム全体で共有することが重要です。
UX改善はどこから始めるのが良いですか?
まずはファーストビューと、購入や問い合わせにつながる主要導線から見直すのがおすすめです。
小規模サービスでもUX設計は必要ですか?
むしろ小規模サービスほど、1つの改善がCVRや売上に大きく影響するため、UX設計の効果を実感しやすいケースが多いです。​

UX設計やUI/UX改善の進め方にお悩みの方へ


「サービスは悪くないはずなのに使われない」「どこから手を付ければよいか分からない」このような場合は、一度ご相談ください。ユーザー行動データや画面構成を一緒に確認しながら、ボトルネックの整理と優先度の高い改善ステップをご提案いたします。



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